CONEXPO2002開催
世界三大建設機械展示会の一つ「CONEXPO2002」が3月19日から23日までの5日間、アメリカネバダ州・ラスベガスのコンベンションセンターで開催されました。
ラスベガスは、1931年にギャンブルが法令で正式に認められ、数年後にフーバーダムの建設が始まると労働者が集まってきて、急激にギャンブルと建設がブームとなり、それ以来衰えることなく世界でも唯一豪華で壮観なリゾートホテル・カジノ・テーマパークなどが多数ある24時間眠らない街と発展しました。
CONEXPOは、昨年春開催されたドイツのbauma、来年開催予定のフランスINTERMATと同様に、3年に1度開催される世界的な建設機械展示会で、前回を上回る出展者数2104社、面積は171,000m²で東京ドームの約3.5倍、来場者数111000人強と、昨年には及ばないものの、西半球での最も大きい製品展示会となりました。
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4,000vpm高周波振動を誇る
舗装用振動ローラなどが
出展されたSAKAIのブース
10t級振動ローラはスーパーペイブ対応が主流
当社に関連するローラメーカーは十数社が出展し、各社新型機のPRを盛んに行っておりました。
特に10t級以上の舗装用タンデム振動ローラは、当社が世界に先駆けて開発した4,000vpm高周波振動に追従すべく、各社振動数を4,000vpm前後まで上げてきており、インパクトスペース(打撃間隔)を考慮しスーパーペイブに対応すべく施工速度の高速化を図ることが最近の流れになっています。
当社も、土工用振動ローラをはじめ、舗装用高周波タンデム振動ローラ、プレート・ランマ・ハンドガイドローラをCONEXPOに出展しました。数多くの来場者がブースに立ち寄っていただき、見学や特徴の説明を受けておりました。中でも、世界初の法面転圧に適したゴムクローラ駆動土工用振動ローラSV510DVCと高速施工が可能な4,000vpm高周波振動ローラのSW800シリーズに注目がそそがれていました。
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世界初のクローラ駆動振動ローラSV510DVC
酒井機工株式会社SAKAI関連会社紹介
特装車(散水車)事業、中古車事業、部品事業、保険事業を展開
1972年(昭和47年)、酒井機工(株)の前身であるサカイクレーン工業(株)が酒井重工業(株)の関連会社として発足し、車載型ブーム式トラッククレーンの、製造販売を行っていました。
その後、1991年(平成3年)から道路関連機械の分野にも事業展開し、散水車の製造販売を始めました。
そして今日では、この特装車(散水車)事業の他に、中古車事業、部品事業、保険事業等も行っています。
特装自動車事業
弊社独自開発のタンク容量4m³の散水車「ST400型」を中心に、その他タンク容量2m³~10m³まで、それぞれ種類を取り揃えています。
中古車事業
酒井重工業(株)の国内販売で発生するローラの下取り機械を、酒井重工業(株)と独自で開拓した販売網を利用し、国内外(海外販売の中心は東南アジア方面)へ販売しています。また、今年から国内のお客様向けに、中古車ローラを再生した「リユースローラ」の販売を開始しており、現在ではこれらの中古車事業が、当社における売上の大半を占めています。
部品事業
販売店向け機械部品の販売を行っています。
保険事業
自動車の損害保険はもちろん、火災・旅行・スポーツ・傷害・ガンなど、各種保険事業を手掛けています。