国土交通省平成13年度予算案

道路事業整備費(道路局事業費ベース)に7.6兆円

円滑交通、環境対策重点に一般道路には5兆800億円

国土交通省は1月27日、事業費ベースで総額二十七兆三千六百億円に上る13年度公共事業関係費の概要を発表しました。
13年度予算は、日本新生プランに掲げるIT革命の推進、少子高齢化・環境問題への対応等に重点が置かれ、また、省庁再編を契機に数多くの連携施策が打ち出されていますが、各局関係予算を見てもこうした政策予算の重点化や支援制度の拡充等が図られています。

  1. 一般道路の各区分の計数には、(緊急地方道路整備事業)を含む
  2. 道路交通環境改善等には、道路交通環境改善促進事業及び沿道整備融資を計上している。
  3. 有料道路事業の各区分の計数には(NTT-A型事業)を含む
  4. 地方道路公社等は、地方道路公社及び地方公共団体に対する有料道路融資等である。
  • 道路局関係予算総括表

    道路局関係予算総括表

グリーン購入法4月1日施行

公共工事11品目対象に

昨年5月24日に成立した「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」、いわゆるグリーン購入法が4月1日から施行されました。
グリーン購入法は、国等が率先して環境負荷低減に役立つ環境物品を購入していこうという趣旨で立案された制度で、需要側から循環型社会の形成を促進することを目指した法律となっています。
法に基ずく政府機関のグリーン調達制度としては国際的にみ初めてとなるものです。

  • 資材、建設機器の品目

    資材、建設機器の品目

小型切削機ロードカッタER100

  • ロードカッタER100
  • ロードカッタER100

このたび、大型切削機ERシリーズに、 小規模切削工事に最適な切削幅1.0mの小型切削機「ロードカッタER100」を加えました。これにより、多様な切削工事に対応できるようになりました。

主な特徴

  1. ドラムは機体左端より外側に200mm、右端より外側に100mmシフト可能で、縁石一杯の切削、マンホール等の障害物を避けての作業、切削合わせの単純化等に威力を発揮します
  2. 4輪駆動方式による強力な牽引力を実現しました。1輪がスリップしたときでも3輪は駆動するよう、ホイール式の欠点をクリアした油圧回路としています
  3. リモコン(オプション)によりオペレーターは機体から離れ、切削面を目視しながら正確な切削作業が出来ます
  4. 最大切削幅1.0m、最大切削深さ100mm、余裕のある99.3kwエンジン搭載で周辺環境にも配慮した設計となっています
  5. ワンマンオペレーションを可能にし、より使いやすく安全に作業ができます
  6. 10t台車で回送ができます
主な仕様
項目
全長/全高/全幅
(mm)
3,880/2,040/1,500
運転質量
(kg)
6,900
作業速度
(m/min)
0~23
回送速度
(km/h)
0~5.0
切削幅
(mm)
1,000
最大切削深さ
(mm)
100
ドラムシフト量
(mm)
700(機体外側:左側200:右側:100)
エンジン 日野W06D-TC 水冷ディーゼル
定格出力
(kW (PS)/rpm)
99.3 (135PS)/2,200
水タンク容量
(L)
600
燃料タンク容量
(L)
95

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