インドネシアで日本のセメントアスファルト乳剤スタビライザーCAE工法が基準化承認

2024年10月18日、弊社の「セメントアスファルト乳剤スタビライザー工法(CAE工法)」が、「インドネシア国日本仕様のセメントアスファルト乳剤スタビライザー工法導入に係るビジネス化実証事業」を通じて、インドネシア公共事業・国民住宅省(Binamarga)より正式にCAE工法の基準化承認を取得しました。これにより、CAE工法が環境に配慮した道路建設の有望なソリューションとしてインドネシアで認められ、大きな節目を迎えることとなりました。

CAE工法は1980年代から日本国内で活用され、道路基盤の柔軟性と剛性を高めることで、舗装の耐久性を向上させ、寿命を大幅に延ばしてきた技術です。この先進的な技術は、インドネシアのインフラ整備に適応され、新たな価値を提供するものとなっています。

2022年より、日本国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」を活用し、プロモーション活動、市場性調査、実証実験を通じてCAE工法の有効性を確立する取り組みを進めて参りました。本プロジェクトでは、配合設計の室内試験、現場のデモンストレーション、基準化申請の情報収集を経て、今回の正式承認に至りました。
2024年10月現在、Binamargaからの正式承認を受けたことで、弊社にとってCAE工法のグローバル展開に向けた大きな一歩となりました。今後もJICAや現地の関係者との連携を深め、インドネシア全土で持続可能かつ効率的な道路維持管理ソリューションを推進し、同国の道路整備に貢献してまいります。

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