SAKAIの強み
国土強靭化で社会基盤を陰で支える
- 道路のように、ヒトを、モノを“支える”締固め品質
- 堤防やダムのように、災害に強く、快適な生活環境を“守る”締固め品質
- あたり前の日常を過ごすための締固め品質
トラディショナルな“締固め”と、イノベーティブな“次世代技術”を繋ぐ
- これまで培ってきた締固め技術を継承する。
- 次世代技術の活用で、理想的な締固め条件を実現する。
- 全施工における締固め品質をボトムアップする。
締固めとは?
力を加えることで、強制的に空隙を小さくし、密にすること。
締固めることで、変形に強くなり、水を通し難くなります。
力を加えることで、強制的に空隙を小さくし、密にすること。
締固めることで、変形に強くなり、水を通し難くなります。
利用される工事
道路
土地の造成
空港滑走路
堤防
ダム
ため池
締固める方法
一定荷重
重さ
こね返し
重さ+ゴムの柔らかさ
変動荷重
重さ+振動
衝撃
重さ+落下
代表的な締固め機械
土工用振動ローラ
運転質量:10,000~20,000kg
前輪は大きな鉄輪、
後輪は走りやすいパターン付タイヤ。
ロードローラ(マカダムローラ)
運転質量:10,000kg
前輪は大きな鉄輪が二つ、
後輪は大きな鉄輪が一つ。
舗装用振動ローラ(タンデム式)
運転質量:7,000kg
前後輪とも大きな鉄輪が一つずつ。
タイヤローラ
運転質量:10,000~15,000kg
大きな平滑のタイヤが、
前輪は三つ、後輪は四つ。
舗装用振動ローラ(コンバインド式)
運転質量:2,500~4,000kg
前輪は小さな鉄輪が一つ、
後輪は平滑なタイヤが四つ。
締固めの歴史
締固め技術は、学術的な要素と経験的な要素があり、土においては1930年代にR.R.Proctorによって体系化されて以来、約90年の歴史があります。当社は、1930年に国産初のマカダムローラを生産開始しており、締固め技術と共に歩んできた歴史があります。
締固め機械の性能試験は、1965年から1990年の間、建設機械化研究所(現:施工技術総合研究所)での実施実績※1が報告されており、SAKAIのローラは、土とアスファルト混合物を対象に39件(78機種中32機種)が実施されています。もちろん、SAKAI LEGEND R1も1969年に実施されています。また、1996年に当社技術研究所敷地内(現:久喜合同事務所敷地内)へ試験ピットを建設してから今日まで、自社開発機の締固め性能評価や研究を目的として、土とアスファルト混合物を対象に約130件の締固め試験が実施されています。
このような締固め試験方法は、過去にJIS規格(ローラ性能試験方法)で定められており、SAKAIは、規格が廃止された現在も継続して準拠、実施しています。また、試験土についても当時の材料品質を維持したまま継続して使用しており、現在まで一貫した条件で性能確認を行っています。
専用の締固め試験設備と、継続的な締固め試験データを保有する当社だからこそ、信頼性できる締固め性能を提供することができます。
参考文献:
※1 (社)日本建設機械化協会 建設機械化研究所「創立30周年記念論文集」平成6年10月
イベント・講習
- 関東地方整備局のイベント(夏休み子供体験教室)で締固め体験を実施
- 施工会社様向けに締固めの講習を実施
- 新興国におけるスタビライザ工法の普及も締固めと併せて教育